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アイビーメディカルインフォメーションシリーズ 本当はこわい高血圧

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本当はこわい高血圧

痛くもかゆくもない高血圧

「血圧が高い」と言われてもピンと来ない.当然です.痛くも痒くもないのですから.でも,高血圧は「サイレント・キラー(自覚症状の出ないうちにどんどん人のからだを悪化させる)」と呼ばれているのです.

液体である血液を体のすみずみに送るためのポンプが心臓,送るためのホースが動脈です.この中でどのくらいの水圧がかかっているかを表したのが「血圧」.つまり,ポンプがどのくらいの圧を出している(出さなければならない)のか,ホースにどれほどの圧がかかってしまっているのかを示します.

血圧が高い,ということは,1回の心拍動で送り出さなければならない血液量が増えてしまっていたり(=肥満や塩分の過剰など),動脈が硬くなったり詰まり気味になってしまっている(=動脈硬化やタバコの害など),ということを意味します.また,血液自体がドロドロになってしまうような高脂血症や糖尿病では起こりやすくなります.でも,「今,自分の血圧は○○くらいだ」などと感知できる能力を人間は備えていません.痛みなどとして感じることができないのです.

脅かすわけではありませんが・・・

高い圧を出さなければならないポンプ(心臓)は当然早く傷みます.心不全の原因になります.高い圧を受けた血管も早く傷みます.傷んだ動脈に高い圧が加われば,亀裂が入って血が漏れます.脳で起これば脳出血(脳卒中).イチコロで死ねればまだいいほうで,中途半端に回復すると本人にも家族にも長くとんでもない苦労が待っています.動脈が詰まってしま

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